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2025.08.04NEW

都心の投機にストップ!千代田区がマンション転売“5年縛り”を検討中

皆様、この夏いかがお過ごしでしょうか。今週は8月に入りお盆休み前でかなり多忙の方が多いかと思います。

福岡では雨がなかなか降らず、厳しい暑さが続いています。健康第一で体調管理には気を付けましょう。

それでは不動産の直近の気になるニュースをピックアップしたいと思います。

 

千代田区が「マンション購入後5年間の転売禁止」や「同一名義での複数購入禁止」を不動産協会に提案しました。

 

これは投資目的の短期転売を抑え、実際に住む人の住居取得を守る改正策です 。

 

区内マンションは価格高騰が続き、転売目的・投資目的の購入が目立つようになったこと

 

•その結果、居住希望者が住めない、管理組合の機能が低下するなど問題が発生していることが要因となっているようです。

そのため、公的支援を受ける再開発案件には特約による転売制限を義務づけたいという区の意図があります。

想定される規制の中身

• 引き渡し後5年間の転売禁止。

 

• 同一建物内での同一名義による複数購入禁止。

 

 

その効果と課題

•投資目的の購入者が減り、実需層が購入しやすくなる。

 

• 居住者が増えることでコミュニティや建物管理が改善。

 

• ただし、正当な住み替えや資金調達での不便も想定され、設計の配慮が必要。

ポイント

• 「要請」段階のため、条例化や制度設計の進展を注視。

 

• 国への要望含め、譲渡所得税や他自治体への拡大施策にも期待。

 

•投機的な販売希望が減り、抽選倍率が下がることで実需者が購入しやすくなる。

 

• 価格上昇のペースが鈍化し、価格安定へと向かう可能性 が高い。

 

中~長期的見通し

 

• 居住実態のある所有者が増えることで、管理組合運営が改善され、資産価値の維持につながる

 

 

• 流動性低下や融資条件への影響など、正当な住み替え需要への配慮も必要になる見通し

 

 

日本においては世界的に見てもこれまで不動産売買における大きな規制は無かったと言っていいでしょう。

 

 

又、日本に外国資本が積極的に参入している今、大きな課題となっている外国籍の方の不動産の買い占め規制に関しても考える良いきっかけになるのではないでしょうか。

 

 

株式会社みぞえ 馬場

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