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2025.07.11NEW
学び直しには簿記・会計をおすすめします!No.4
こんにちは。前回は弊社が不動産業を営んでいる事から、不動産業に関係のある資格と簿記・会計の関わりについてお話をしてきました。前回ご紹介したのは、管理業務主任者やマンション管理士といった区分所有における管理組合会計に、簿記・会計の必要性についてご紹介をしました。正確に収支の記録を行い、報告をおこなっていく際の手続きという側面が強いです。前々回でご紹介をしました会計の種類の中でも「財務会計」に位置するものと思います。
今回ご紹介をしたいのは、不動産関連の資格の中で「不動産証券化マスター」という資格です。実は、個人的に現在勉強をしています。まだ勉強を始めて日が浅いですが、会計の中でも管理会計の知識が役に立つ場面があります。
試験の内容を確認しますと、・企業と不動産・不動産投資の基礎・不動産ファイナンスの基礎・不動産証券化と倫理行動・不動産証券化の概要・不動産証券化の法務・会計・税務 とあります。まだ勉強を始めたばかりですが、不動産投資の基礎を学習していますと、ディスカウントキャッシュフロー(DCF)の計算がでてきます。簿記検定でいえばおそらく1級で学習する内容です。学習した当時はピンときませんでしたが、いまとなってはあらゆる場面で目にする言葉です。共通して言えることは、将来価値を現在価値に割り引く計算といえます。これは、不動産投資をする際に、不動産から生み出されるキャッシュフローを投資判断する現在の価値に戻して、その投資が適正かどうかを判断する一つの指標となります。不動産だけでなく、M&Aの企業価値、貸し倒れの見積もり、企業年金の見積もりなど、いろんな場面で活用できます。次回は、このキャッシュフローの考え方を深堀していきたいと思います。
総務部 三木原
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