TEL
MENU

NEWS

新着情報

2025.06.13NEW

学び直しには簿記・会計をおすすめします!No.3

こんにちは。今回は、簿記・会計を勉強すると、各種資格試験にどう役に立つかをみていきたいと思います。弊社は、不動産業を営んでおりますので、ますは不動産関連資格から見ていきましょう。

まずは王道の宅地建物取引士から確認します。

マークシート方式の四肢択一式で、全50問。記述式の問題はありません。

出題範囲は、①民法②法令上の制限③宅建業法④税・その他です。この試験におきましては、簿記会計の要素は全くといっていいほどありません。

次は、マンション管理士。出題形式は同様ですが、「管理組合の運営の円滑化に関する事」の中に管理組合の会計に関する出題があります。例年1問から2問ほどは出題があるようです。

また、管理業務主任者も出題形式は同様となり、「会計に関する事項」として、管理組合の会計に関する出題があります。

問題を拝見しますと、概ね簿記3級の知識が必要となっています。簿記特有の帳簿付けの基本と会計の考え方が必要です。

まずは、管理組合の会計を行う際に、どの内容をどの科目で表現するのかといった勘定科目というルールがあります。区分所有者の方が、総会などで何にいくらかかったかを確認するための共通言語になります。次に、管理組合の会計目的としましての収支把握と財政状態を確認するための報告書類の作成にあたり、勘定科目の配置ルールがあります。会計担当者によって、配置ルールがばらばらですと、混乱してしまいます。最後に、期間損益の徹底があります。これは、1年という期間で区切った時の収支確認と財政状態確認で必要です。具体的にいえば、管理費収入が滞納状態であったり、または各種工事費用の代金をまだ支払をしていない状態であったり、これらを記録しておく事により、管理組合としての滞納金と支払予定金額を確認しておくことができます。このように、現金の動きに合わせずに、記録をすることを「発生主義」と呼んでいます。

以上、管理組合会計に関しましては、勘定科目・帳簿記入のルール・発生主義という考え方をマスターしておけば比較的対応できるものと思います。

弊社も管理物件につきましては、オーナー様に収支報告書を作成しています。適正な報告書類作成のためには、しっかりとした会計ルールが必要です。管理物件の管理も株式会社みぞえにぜひおまかせください。

 

総務部 三木原

CONTACT

ご相談・お問い合わせ

九州・福岡の不動産売買のことなら「みぞえ」におまかせください

[ 受付時間 平日 [9:00 - 17:30 ]092-715-1451

ご相談・お問い合わせはこちら